Q1 千葉南病院に入職されたきっかけを教えてください
2007年に専門学校の4年生をしておりました。臨床実習が8月から12月末まで2期連続となったため就職活動が一切行えず、さらに国家試験対応のため1月末まで何も出来ないまま過ごす事となり、2月より就職活動を行うことになりましたが、殆どの施設は募集を終了しており、何とか2箇所の総合病院の面接を受けましたが不採用となってしまい3月10日を迎えていました。就職浪人も覚悟し、最後のアプローチで当院に電話をしたのを記憶しています。施設見学を申し込み足を運んだところそのまま面接となり採用のお答えを頂きました。選択の余地も無かったのでご縁を感じてそのまま入職させていただいたので、拾っていただいた感じです。
Q2 現在の仕事内容を教えてください
リハビリテーション科の科長をさせて頂いています。全体の稼働や実績の集計管理を行いながら数値統計や分析を行いリハビリテーション科の方針と上部の活動命令に対して具体的な方針などを模索し各主任職と協議しながら目標設定を行い活動を具体化しています。また、職員募集活動や制度変更情報の収集、外部事業所との連携会議などへ出席しています。 理学療法士として外来患者、入院患者へのリハビリテーションも実施しています。
Q3 千葉南病院のリハビリの特徴を教えてください
主力の回復期リハビリテーション病棟でのリハビリテーションが一番の特徴となると思います。当院の回復期リハビリテーション病棟は、脳血管疾患患者で他の回復期リハビリテーション病院で対応しきれない重症患者の受入比率が高い為、特に重症脳血管疾患患者へのセラピストの介入力が高いです。このため診療行為のみならず、患者さんのソーシャル的な介入や退院調整に至るまでを実施出来るスタッフの集まりです。また、外来患者などは他の医療施設を経て改善に満足しなかった患者さんが多く、長い病期の患者さんでも改善にご満足いただけています。
Q4 大変だったことや苦労された事を教えてください
ゼロから回復期リハビリテーション病棟を立ち上げたため、全くの知識のないところから模索して8年を経て現在の姿になりました。まだまだ理想とはかけ離れていますが、外界では「千葉南病院のリハビリは凄く良いよ!」と言って頂けていると他の施設の職員や仕事仲間などから報告を受けています。そこまでに至るまでの過程が一番大変だったと思います。
Q5 あなたにとって千葉南病院はどんなところですか?
医師の皆さんのご理解がとてもあり、リハビリの意見をよく尊重していただけています。他所では医師の命令どおりにしかリハビリを実施させていただけない施設も多い中で、診療に対しての自己決定の自由度が著しく高い職場です。また、「お互い様の精神」が、とてもよく育まれており本人や子供の傷病やご家庭の不測の事態で、長らくのお休みなどが発生してもそれに対して嫌悪するリハビリスタッフは1人も存在しません。故に、育児中のママさんセラピストなどは非常に働きやすいと思います。